第8章 🍏Story7🍏 進路確定、そして嫉妬
__それからしばらく、
「......琴吹、落ち着いた?」
「っはい、ありがとうございます北山先生......誰かに話すだけで、
本当に気が楽になるんですよね......
心もだいぶ落ち着きました(微笑)」
「そっか(微笑)......お兄さんとの関係は、大丈夫?」
「ちゃんと、兄と話をします。兄も、
悪気があってやったわけじゃないですから......」
「......また困ったことがあったら、ここに来な?
いつでも俺はここにいっから。」
「......はい(微笑)」
百合は一瞬キョトンとし、微笑んだ。
「......あ、そういえばお前まだ朝飯まだじゃなかった?(笑)」
「ハッ!......そうでした、まだ食べてませんでした(苦笑)」
「(笑笑)......ここで食べちゃっていいよ、まだ時間あるからな。」
「じゃあ......お言葉に甘えて(笑)」
百合は保健室で朝食を済ますのだった。
__キーンコーンカーンコーン...
しばらく話していると、あっという間のかのようにチャイムが鳴った。
「ぁ、そろそろ行かねぇとヤバイな......」
「そうですね!長居してすいませんでした(苦笑)
じゃあ私はHLがあるので失礼します。」
「あぁ!」
そして百合はペコリとお辞儀をし、保健室を後にした。