第7章 🍏Story6🍏 全てを打ち明けて
「......百合?」
百合が家を出た時、後ろの方から声が聞こえてきた。
「っ!......優、吾?」
「百合、こんなに早く学校行くのか?
お前は部活に入ってないから朝練とかねぇだろ?」
「......。」
百合に声をかけてきたのは部活の朝練に向かう優吾だった。
「......なんか生徒会の集まりとか?」
「っううん!今日はちょっと早めに行きたいなぁって思ってね(笑)」
「......朝飯は?」
「これから!だから、今コンビニに寄って行こうと思って......」
「そっか、なら俺も一緒に行くよ。ちょっと飲み物買おうと思ってからよ。」
「うん!」
「......お前、何かおかしくねぇか?
昨日、帰ったあとに何かあった?」
「っ何でもないよ!今日テスト返ってくるからさ!」
「......え゜!マジでかよ(汗)」
「うん(苦笑)」
「うっわぁ......」
「今回のテストは何点だろ......」
「テストの点数とか見たくねぇ!」←
テストの話をしながらコンビニに向かう二人だった。