第6章 🍏Story5🍏 助けを求めて...
「っとにかく!ベッドにいこ?
ここで寝るのは駄目だよ!」
「うぅん......」
百合が声を掛けるものの、薫は起きようとしない。
「......っもう!」
止む負えなく百合は薫をおぶってベッドに運ぶことにした。
「っ重いぃ......」
だが180近くある兄をたった145㎝しかない
小柄な百合が運ぶのは無理に近いものだった。
「よい...っしょ......よi..ふぎゃっ!」
予想通り百合は薫の下敷きになってしまった(苦笑)
「っ...イタタタ......(泣)」
「......ん、百合?どしたぁ?」
薫は目をとろんとさせながら目を開け、起き上がった。
その合間に百合は薫の下から抜け出した。
「っどうしたじゃないよ!
お兄ちゃん、自分でベッドまで歩i..."ドンッ"きゃっ!」
突然薫は百合を床に押し倒した。
「っ......お、お兄ちゃん!?」
「百合~......」
「っお兄ちゃん降りてy.."チュッ"...ふぁっ//////」
突然百合にキスをした薫。
「っお兄ちゃん!//////」
(私、ファーストキスだったのに......)
「百合......"チュッ"」
「やっ///駄目だってばお兄t..っ...//////
止めてよっ!//////」
百合は薫から離れようと身体を押すが、
到底小さな百合が敵う訳なかった。
そして兄の口からとんでもない言葉が出た......
「百合......愛してる、一人の女の子として大好きだよ......」
「っ!?」
(っお酒のせいだ......きっとお酒の......)
「百合~......」
「っお兄ちゃんいい加減にs..「......エッチしよ?」...っ!?」