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教えてっ🍏ティーチャーっ!! -K.H-

第14章 🍏Story13🍏 ずっと大好き♥


百合side


専門学校に入学してはや2年、卒業式をあっという間に迎えていた。



高校生活も短かったけど、この2年間はもっと短く感じた......



でも無事、就職も決まり春からはもうファッションデザイナーです!



あとメイクアップアーティストの資格も取っちゃいました!



これから頑張らないとね!







......え?先生とはどうなったかって?



ふふ、何事もなく平和に過ごしていますよ。



ちょっと心配性過ぎるのはあれだけどね(苦笑)



でもうまくやっています!



卒業式も無事に終え校門先に歩みだした。



お母さんたちはちょっと学校の先生と話している。



なので私はちょっと早めに校舎を出た。






「......卒業式も無事終わったし、先生に報告でもしようかな。」



バッグからスマホを取り出し宏光に電話を掛けようとした百合だったが...



「......あれ?あそこにいる人、もしかして......」



百合は目の前の校門前にいるひとりの人物に目を奪われた。



しばらく見ていると、校門前の人物は百合の存在に気づき......









「......あ、百合?百合!」



「っき、北山先生!?」



校門先にいたのはなぜいるのかわからない宏光だった。



百合は駆け足で宏光のもとに駆け寄った。



駆け寄った先には久しぶりに顔を合わせた宏光。



「おひさ!卒業おめでとう!」



宏光は前々と変わらない満面の笑みを百合に向けた。



「ありがとうございます(微笑)
直接会うのは1ヶ月とちょっと振りですね。」



「だな。これで夢にまた一歩近づけたな!」



「どうもです(笑)
就職先でも先輩にいろいろ教えてもらいながら頑張ります!」



「あぁ、俺も応援してる!
それとな?」



「はい?」



「俺から卒業祝いでプレゼント用意してきた!」



「プレゼント......ですか?」



「おう!」



「......。」
(プレゼントなんだろ......)



百合は心を弾ませプレゼントが渡されるのを待つのだった。




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