第14章 🍏Story13🍏 ずっと大好き♥
宏光side
目を開け起きてみれば百合の姿は無し......
まさかもう帰ったわけじゃないよね!?
ちょっと不安に思いながらもリビングに足を運んでみた。
ドアを開けてみると......
「あ、先生!おはようございます、ちょっとキッチン借りてます。」
「おはよぉ......もしかして朝ごはん作ってくれてんの?」
「っこれくらいは......当然のことですから......」
視線を逸らしながら言う百合。
「お嫁さん修行?w」←
「違います!ただベッドで寝かせてくれたお礼です!」
百合は顔を真っ赤にしながら否定する。
「はいはい、それはどうも(笑)」
(百合......いつからツンデレになった?w)←
「何ニヤニヤしてるんですか......」
「べっつにぃ♪」
「......変な先生。」
そんなかんだで料理を進めるのだった。
朝食が完成し...
「すんげぇ......和食だ......」
(和食って結構むずいんじゃね!?)
「和食の方が健康的で栄養バランスもちょうどいいと思いますよ。」
「俺の栄養バランス考えてくれたの?」
「っそういうわけじゃないですよ!先生じゃなくてもやってますから!」
「......。」
(やっぱりツンデレかよ......恋人の前だけはツンデレになるってかw)←
「もし相手が優吾でも藤ヶ谷先生でもやってますから!」
「......。」
(やっぱツンデレ......)
そんなことを思いながら百合の愛情が詰まった朝食を食べる宏光なのだった。