第13章 🍏Story12🍏 これからもずっと...
__翌日
「百合の奴、おっせぇな......」
既に待ち合わせ場所に来ていた宏光。
ちなみに待ち合わせ時間より30分早く来ている。
__それから15分後...
「っ遅くなってすいません!」
服をおしゃれに着こなした百合が走ってやってきた。
「やっと来たし!」
(っていうか俺が早く来すぎたんだけどな(苦笑))
「大分待ちました?」
「まぁね(笑)」
「っごめんなさい......」
「俺が早く来すぎただけだし!
にしても、相変わらずおしゃれな格好してくるねぇ(苦笑)」
「そりゃあ夢はファッションデザイナーですから!これくらいは当然のたしなみです!」
「百合ならいいデザイナーになれると思うぜ!」
「ふふ、ありがとうございます♪
じゃあ行きましょうか。」
「そうだな!まずはどこ行く?」
「んん......じゃあ!」
こうしてデートを楽しんだふたり。
時刻は6時を回っていた。
「この後はどうする?お前が大丈夫ならもう少し一緒にいたいんだけど......」
「大丈夫ですよ。」
「じゃあ俺んち行かね?」
「先生のうちですか?」
「あぁ!お家デートってやつ(笑)」
「いいですよ!そう言えば、先生のうちに行くのって初めてです!」
「そう言われればそうだなぁ......まぁとりあえず行こうぜ!」
「はーい!」
__自宅マンション前
「ここが俺の住んでるマンション、であそこがぁ......って!」
「どうしたんですか?」
「部屋の明かりついてんだけど......(汗)」
「つけっぱとかじゃないんですか?」
「違う違う!ちゃんと明かり消していったはずなのに......」
「とりあえず行ってみましょうよ。」
「っそう、だな......」
(まさか幽霊の仕業!?)