第1章 あたしの想いはどこにいくの・・
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翔「」
その愛しい声であたしの名前を何度も呼ぶ
翔「………・・俺も好き」
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少し腕を緩めて顔を覗きこむけど
涙でグシャグシャで顔なんて上げれない
翔「ねぇこっち見てよ」
あの日プレゼントしたネクタイをほらって見せる
翔「ど?似合ってる?」
うん似合ってる
翔「にも、はい」
ネクタイと同じ色のストールを巻いてくれる
「これ、同じ…」
翔「うんネクタイと同じブランドの…・・誕生日おめでとう」
「覚えてて…くれたの?」
翔「もちろん(笑)俺…遠回りしたけど…ずっと大事な人だったから、これからもずっと大事な人だよ」
あの日聞いた大事な友達…
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