白い小悪魔は誰のもの?~secondseason~
第7章 ★勉強会★
学校にて
リコ『全員、今回のテスト持って集合!!』
その一言が始まりだった
火神『なんでテスト見せなきゃなんねーんだよ!』
『仕方無いでしょ?次のテストで赤点だったら合宿も大会も出れなくなるのよ?それでいいの?』
火神『いいわけねぇよ!ったく、ベンキョー苦手だっつーのに』
黒子『でも火神君はアメリカ育ちですから英語は平気じゃ...』
『日本と米国の英語のスタイルは少し違うのよ』
立花『そうなんですか?』
『私も行くまでは違いは分からなかったけど、実際あっちの言葉はもっと簡単よ』
リコ『来たわね!あとは貴方達四人だけよ!さ、黒子君から見せてちょうだい』
黒子『はい...』
両手に抱えたテストを机に広げる
『『『『普通だ....』』』』
『流石テツヤ!国語の成績は相変わらずスゴいのね♪』
黒子『偉いですか?』
『ええ♪』
黒子『じゃあ、頭撫でてください』
『はいはい』
同じ目線の黒子の頭を優しく撫でる
黒子『(どやあ...!)』
『『『『(黒子潰す!!!)』』』』
リコ『じゃあ次は立花ちゃんね♪』
立花『は、はい!』
小金井『これはっ!!普通だな...』
日向『だが理数系はいいな』
立花『私、元々理数系は苦手で...今回はお姉様にお手を貸していただいて』
『あら、でもそれを結果に移せたのは貴女の実力よ、よくやったわね光(ナデナデ)』
立花『ひゃっ///お、お姉様のお陰です!ありがとうございました!』
リコ『次は火神君よ』
火神『うっす...』
ばさっ
『....よく入試受かったわね』
火神の答案は悲惨の言葉につきるほどだった
伊月『普通に0あるのか...』
日向『火神お前な...』
リコ『(怒)次っ!零蘭ちゃん!』
『はい』
零蘭は綺麗な手つきで机に答案を並べる
日向『なっ!!』
伊月『この答案はっ!』
リコ『嘘、でしょ?』