白い小悪魔は誰のもの?~secondseason~
第21章 ★青色の決戦★
そんな青峰の元に音もなく黒子が訪れる。
黒子『今度はもう絶対に負けません....!』
その目は火神と同様、今までの黒子と違っていることが容易にわかった。
青峰『ああ...いいぜ。じゃあ今度こそつけようか。本当の決着を』
?『それではこれより誠凛高校対桐皇学園高校の試合を始めます』
試合開始直後最初にボールをとったのは
?『誠凛ボールからだ!!!』
ボールは伊月に渡り誠凛陣営が上がっていく
~試合開始前~
リコ『最初が肝心よ!!相手はI・H準優勝。しかも前回私達はダブルスコアで負けてるわ』
『力の差は歴然....もしナメてかかってくるようなら遠慮はいりません』
リコ『初っ端カマして主導権とれ!!』
ドリブルで進んでいく伊月を筆頭に猛スピードで駆けていく誠凛。しかし、
今吉『おーコワイコワイ、そんないきなりカンベンしてや』
伊月『!!?』
ヘラヘラっと笑いながらも今吉のあたりは想像以上のプレッシャーをかけていた
伊月『ぐっ....(これは...)』
『なめてるどころじゃないわ....まるで終盤戦の勝負どころ』
今吉『ナメる...?わははっ冗談やろ、そこまで過小評価しとらんで
むしろこれ以上ないくらいシメてかかっとるで』
ビッ!!
伊月『しまった....!!』
伊月から日向へのパスは桜井によりスティール。更にそこからシュートモーションに入られる
日向『させるか!!』
とっさに止めに入った日向だが、桜井の放ったボールはシュートではなかった
ガコンッ!!!!!!!
ピー!!!!
?『アリウープ!!!!!』
いつの間にかゴール下まで走ってきていた青峰が叩きつけ桐皇先制ゴールとなった
青峰『あん?今来たのか、ずいぶんゆっくりだな』
火神『っ......』