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儚さゆえの愛しさで【銀魂】

第1章 出逢い再び



土方side

結局相手の女の真意は掴めぬままタイムリミットはやって来た。

なんにせよ、そよ姫を無事に奪還し、女をとらえる。

それが最低限の仕事だ。

突入するのは総勢約30名。多勢に無勢。
ましてや全員剣を使いならした猛者たちだ。

後方支援に50名回っている。ネズミ一匹たりとも逃げられはしない。

生きてとらえる命令は出しているが、殺しても構わないとも伝えている。
多少手荒にはなるだろうが、それで構わない。

まず第一に土方を含む面々が扉から、万事屋と沖田が窓から浸入する手はずになっている。

まずは交渉、お金は一応手元においてあるため、そよ姫を返してもらうこと対し交渉する。

もしお金を受け取ってからじゃないとそよ姫を渡さないと言うなら沖田と万事屋の出番。上から奇襲を叩き込む。

それから女がどんな行動で来ようが、仲間がいようが関係ない。
この人数だ。
逃げられはしない。

たとえどれだけの猛者であっても。
中に本当は仲間が大勢いたとしても。
死線を乗り越えてきた隊員達に勝てるわけがない。

土方はゆっくり手をあげる。
作戦開始はこの手が下ろされてから。

さぁ、作戦開始だ。

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