第3章 記憶....
知らない男性4人が病室を出て行ってから数分。
とりあえず、落ち着かせるために目を瞑った。
そして、そのまま深呼吸をする。
....あらし。
ぼそっと呟いてから、また目を開けて
真っ白な壁を見つめた。
ふぅ...一息つくと、俺は携帯を取り出す。
ロックを解除して、Safariを開いて
検索画面に≪嵐≫といれた。
....すると。
「っ!これは....俺..なのか?」
そこには、さっきの4人と一緒に楽しそうに
写ってる俺の姿があった。
「..やっぱり、記憶がない...?」
俺は、一体どれくらいの記憶が無くなってしまったんだ。
考えるだけで恐ろしかった。
ガラっ
色々とわからなくて混乱してる俺の病室に
先生が入ってきた。
「あ...どうも。」
「どうも、どうですか?体調は。」
「あ、はい。大丈夫です...けど、あのちょっといいですか?」
「はい、どうしました?」
「俺、もしかして...記憶喪失とか..です..か?」
恐る恐る先生に問いかける。
その声が、震えているのが自分でもわかった。