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初恋物語

第6章 初体験


ゆぅが果ててしまって数時間後、柊は目が覚め起き上がる


「くっ…腰が痛い
久しぶりに誰かを抱いたからか
ふっ…愛のある行為をしたのも随分ご無沙汰だな
不器用ながらもオレを好きになり、愛してくれるゆぅがすごく愛おしい」


スヤスヤと眠っているゆぅの唇を奪い、柊は部屋の外に出てキッチンに向かい朝食を作る
水色の腰掛けエプロンをつけお味噌汁と卵焼き、トマトベーコンといった和食をメインにした料理を作る
それらをテーブルの上に持っていき彼が起きてくるまでソファでコーヒーを片手に新聞を読む
しばらく読んでいるとガチャと音が聞こえた
中に入ってきたのは彼、ゆぅだった


『腰が痛い…あっ、おはようございます』
「おはよ。腰が痛むのか?
昨夜はたくさん愛し合ったからな
たくさん喘いですごく可愛かったよ」
『なっ…恥ずかしいですよ
うわー、美味しそうですね
早く食べましょうよ』


昨夜のことを思い出し赤面になってるお前を見てると愛おしさが増してくる
この手で抱きしめたくさんの愛情を注いでやりたい
遊び人だったオレを変えたのはゆぅだけなんだ
オレから逃げるなんてそんなことはさせない
もっとオレに溺れさせて…夢中にさせてやる
腕を掴み濃厚な口づけをする


『んっ…せんせ…ふぁ…』
「柊でいい…ゆっくりでいいから
お前はオレのものだ。誰にも渡さない
この唇もこの身体も…心も…オレのものだ
オレに全てを預けろ」
『は、い』


膝がカクンとなり崩れ落ちそうになるのを両手で抱える
トロンとした目でオレを見るゆぅが可愛くて愛おしくて…
ソファに寝かせたくさんの時間をかけて唇を何度も奪った
学校に行く時間までずっと…
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