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初恋物語

第1章 運命の出会い



「ふわぁ…やっと終わった」


相沢ゆぅ、18歳
夜間の定時制に通う高校3年生
時間を見るとちょうど夜の10時
さて寮に行って遅めな夕食を摂るか
帰ろうとしてたらクラスメートでありルームメイトの藤堂隼人が声をかけてきた


「ゆぅクン!これから寮に行くんだよね?
一緒に行こ!」
「あぁ、行くか」


2人で廊下を歩いてると周りがガヤガヤしている

(ねぇ、明日新しい先生が入って来るって知ってる?)(確かここの元生徒で若い人よね?)(そうよ。早く明日にならないかなぁ)


女子たちの声になぜか興味がわいてくる
隣にいる隼人は「あの人が言ってたこと、ホントだったんだ」とつぶやいている
どういうことなんだろう?


「なぁ隼人、女子たちが噂している人のこと、知ってるの?」
「まぁ…昨夜連絡があったからね
あの人、困っている人がいると放っておけないタイプの人でここの卒業生みんなあの人がいるおかげで卒業したみたいだよ
未だにここに残っている人はまだあの人と出会ってないんじゃないかな」


隼人は嬉しそうに呟く
俺はだんだん見ず知らずのその人にますます興味を持った
この学園は下は15から上は28までの人がここでの生活を送っている
隼人と話していたらいつの間にか寮についた
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