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色とりどり

第1章 緑色の恋


ゾロ視点

甘えられて、お前は何処まで可愛いんだよ。

遅くなった理由を言わなきゃな。

ゾロ「俺が19時の待ち合わせに遅れた理由だが」

アリス「迷子にでもなってたの?」

道に迷ったのもあるが、他にも理由がある。

ゾロ「それもあるが、あの俺が助けた女にあってきた」

俺のティーシャツを握り締めてる手は震えてる。

アリスはきっと心中穏やかじゃないだろう。

それでも俺は伝える。

ゾロ「夕方にあってはっきり伝えた、重いし、出会ったばかりの女にも興味もねぇし、アリスだけが好きだと伝えた」

アリスを体から離すと目が潤んでいて、顔を赤くしてて可愛い。

俺ら一味の男性は全員アリスのことが、好きで争奪戦が何時起きても分からないほど。

俺ばかりが片思いしてると思ったから嬉しい。

再度柔らかくて、温かい唇を重ねる。

離すと顔が真っ赤で耳まで赤くするアリス。

また唇を重ねて、今度は長く。

アリス「つ・・・うん・・苦しい」

口が開いた瞬間に己の舌を入れる。

アリスの舌が逃げようとして、アリスの口内に唾液を入れて唇を離す。

体を触ろうとした手を止めてアリスは、俺に言う。

アリス「これ以上は心臓がドキドキしてもたないよ」

ゾロ「それに外だしな」

アリス「そうだよ」

楽しみはサニー号に帰ってからにするか。

手を繋いで俺達は皆が待っているサニー号に戻った。
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