第9章 紫の色
仲が良いと言われても、そんなこと無いと思う。
アリス「そんな事ないと思うけど」
チョッパー「なら良かったんだけど、アリスなんだか悩んでるようだから相談に良かったら乗るぞ」
アリス「ありがとう、でもロビンにするからいいよ」
嬉しそうにするチョッパー。
けれども、ロビンに相談しても茶化されるだけ。
私に好きな人ができたのは、サンジ君が麦わらの一味から失踪して私はローが忙しそうにして。
みんなもなんだか忙しなくて。
誰も話し相手がいなくて。
シザーしか話し相手がいなくて。
けれどもその時間が楽しくて。
いつの間にか好きになっていた、サンジ君が麦わらの一味に戻ってきたらルフィにシーザーを仲間に引き入れる相談をしてから。
告白しよう。
そういつかは告白できると信じて。
目の前のバックマムと対決する日が迫っていた。