第6章 バレンタイン
フランキーside
明日はバレンタイン
好きな人にチョコをあげる日で、友達には義理チョコをあげる。
私は今まで、チョコのお菓子なんて作ったことがない。
サンジにでも教えてもらおう。
好きな人とはまだ付き合ってない。
告白のチャンス。
フランキーは今はウソップと新兵器の開発中。
キッチンのドアを開けると、サンジは私を見ると目をハートにして言う。
サンジ「アリスちゃ〜ん、今日のおやつのリクエストある? それか何か飲み物い〜る?」
アリス「サンジにお菓子習いたいんだけどいい?」
サンジ「は〜い、喜んで〜」
サンジのそばに行き、サンジはタバコを加えて私に聞く。
サンジ「それで習いたいお菓子って?」
アリス「実はバレンタインのお菓子なんだけど」
あんぐりと口を開けてサンジは言う。
サンジ「アリスちゃんが・・・・野郎にあげるバレンタインチョコを手作り?!」
涙を流して、私の肩を掴んで言う。
サンジ「誰なんだよ〜その羨ましい野郎は」
肩を揺さぶるサンジ。
アリス「待ってよ、とにかく教えて」
サンジ「あっ、ごめん」
型を取り出してサンジは説明をする。
サンジ「この型に内側にマーガリンを塗る」
マーガリンを手渡されて塗る。
サンジ「次に薄力粉をまぶす」
手際がいいなぁ。
言うと同時に出てくる。
サンジ「アリスちゃん? 薄力粉まぶして」
そうだった、薄力粉っと。
まぶし終わる。
サンジ「次に材料はここに置いてあるから、これを常温にする」
成る程常温ね。
置いておくのね了解。
サンジ「次は細かく砕くのはチョコレートとバター」
バターはサンジが細かく砕いてくれてる。
私はチョコを砕くんだけど結構力がいる。
十分後
ようやく砕き終わる。
サンジ「次はっと電子レンジでチョコとバターをボウルに入れて溶かす」
ボールに入れて電子レンジに入れる。
アリス「コンロじゃ駄目なの?」
サンジ「この方がお手軽さ」
そうなんだ。
サンジ「電子レンジで溶かしてる間に、ボールに卵と砂糖を混ぜてごらん」
アリス「うん」
混ぜ終わると、電子レンジが鳴る。
サンジは溶かしたチョコとバターを私が混ぜた卵と砂糖を入れるとサンジはまた説明をする。
サンジ「ここに薄力粉とベーキングパウダーをふるいにやって混ぜる」