第4章 赤色の恋
近くにお店は? キョロキョロしながら走る。
右に曲がると地面ばかり見て走ってた。
ゴンと誰かにぶつかる。
アリス「ごめんなさい、急いでてお怪我はありませんか?」
頭を下げる。
???「俺は平気だが・・・ん? アリスじゃないか?」
シャンクスの声がする。
顔を上げるとシャンクス目の前にいる。
後ろではチャラ男が走ってくる。
アリス「庇って」
シャンクスの後ろに隠れると、チャラ男はシャンクスを見た瞬間に青ざめて逃げた。
シャンクス「どうしたアリスこんな夜に」
アリス「それが、ルフィと喧嘩をして」
シャンクスと私はルフィを通じて知り合いになった。
ルフィ「やっぱりアリスはシャンクスのことを・・・」
後ろからルフィの声がして振り返ると俯いてて表情が見えない何だか覇気を感じる。
アリス「ご・・・」
シャンクス「ここは任せて」
何をするつもりなの?
シャンクスはルフィの前に行くと言う。
シャンクス「そんなんじゃ俺を超えられないぞ、ルフィ勘違いばかりするな。 アリスの話も最後まで聞いてやれ」
そう言ってシャンクスは何処かに言ってしまった。
アリス「あのねルフィ勘違いをしてて、私はルフィのことが好きだよ。 ううん一人の男人として私が好きなのはシャンクスじゃないルフィだよ」
ぎゅっと抱きしめられる。
何を言われるの?
何がおきてるの?
これは夢?
ルフィ「俺もアリスが好き、さっき嫉妬したナンパ男を追いかけてたんだけど、庇ったのは俺じゃなくシャンクスだってことに」
背中に手を回し言う。
アリス「私は何時でも守ってくれるのは、ルフィがいい」
離されて笑顔で言われる。
ルフィ「約束だ!」
アリス「うん! 約束」
手を繋いで私達は船に帰った。
その後まさか一味がバラバラになる事件が起きるなんて思いもしなかった。
でも新聞の記事でルフィが無事で、暗号も分かって。
『二年後にシャボンディ諸島で』