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色とりどり

第2章 緑色の続き 二年後の再会


しばらく問診は続く

チョッパー「無月経の可能性を考えてみるか・・・いちおう腹の音を聞かせてくれ」

ベッドに再度横になって、聴診器を当てる。

するとチョッパーは固まって、診察室から出て行ってしまった。

あぁきっと死ぬんだ

重い病気なんだ

目を瞑ると涙が出てきた

また部屋にチョッパーが入ってきたのだろうか?

ゾロの声も聞こえる

チョッパー「来て音を聴いてみてよ」

ゾロ「俺は医者じゃねぇだぞ」

また腹に聴診器をあてられる

ゾロ「これって・・・」

チョッパー「心音だよね?」

ゾロ「あぁ間違いねぇ」

起き上がって診断結果を聞こう

アリス「死ぬ覚悟は出来てる言って」

チョッパー「違うんだよ・・・アリス・・・」

泣きながら言うチョッパーやっぱり死ぬんだ。

するとゾロは私に抱きついて耳元で言う。

ゾロ「おめでただ、あいつに何を言われた?」

アリス「ペローナちゃんに?」

ゾロ「そうだ」

思い返してみる

『この小さいクマシーはな、あいつとの思い出の結晶だ』

アリス「ゾロとの思い出の結晶だって、クマの人形を」

ゾロ「ばーか、俺はなあいつとやった覚えもねぇ」

じゃあどうゆうこと?

チョッパー「例外だけど、まれに子供を守る為に卵巣に隠して安全だと分かると腹で育つと言われてる」

じゃあこの腹の子は?

アリス「ペローナちゃんは?」

ゾロ「お前をからかったんだろう?」

アリス「良かった・・本当に・・・」

涙を拭いてくれてゾロは言う。

ゾロ「あのな・・・母親がそんな泣き虫でどうすんだ?」

アリス「うん、認知してくれる?」

ゾロ「当たり前なことを聞くんじゃねぇ、お前と腹の子は守ってやる大剣豪になった後でもな」

これからの未来の保障まで言ってくれた。

変わってないなぁゾロは・・・。

アリス「変わってないなぁゾロ」

ゾロ「お前もな」

チョッパー「俺は仕事を頑張るぞー! アリスまた腹の心音の様子を聴かせてくれ」

チョッパーの適切な処置のおかげで、つらいつわりは治ったそしてゾロが傍に居てくれるおかげで・・・。

ナミとロビンでお茶をしていると質問をされた。

ナミ「プロポーズは? 認知だけ?」

ロビン「くすっ剣士さん以外にも抜けてるから」

アリス「なかった」

ナミ「あのクソ迷子マリモ方向音痴は、私の可愛い妹をよくもー!」
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