第3章 黒巫、翼
雪音は、明日菜のもとにいそぐ。
雪音「ねぇ、大黒さん。明日菜いる?」
大黒「いるぞ。」
小福「ちょっとまってねー。あすりんー。」
雪音「はやくー。」
明日菜「どうした。雪音。」
雪音「やばいよ。黒巫が。明日菜の妹に襲われてる。夜卜が。いま雪羅が夜卜と戦ってる。」
明日菜「わかった。急ぐぞ。」
夜卜「おい、雪羅。あの、矢。きりねぇよ。」
雪羅「落ち着いて下さい。翼様の矢は癖があります。落ち着けばすぐに切れるはずです。」
翼「お姉ちゃん。くる前に雪羅ぶちこわせそう。」
夜卜「くそっ。」
明日菜「こい。雪器。」
明日菜がとびこんで矢をすべてきった。
明日菜「翼。私の雪羅が狙いか?そうはさせない。」
翼「お姉ちゃん。」