第3章 黒巫、翼
明日菜達が小福のいえにきてから数日がたった。
夜卜「ねぇー、明日菜さん。いつおっけーくれるわけ?」
明日菜「さぁな。いつだろうな。まず、お前が雪羅を大事にするかだ。」
夜卜「ねぇー、雪羅。俺、優しいよな。優しくしてるよな。」
雪羅「はい。夜卜様は優しいです。私、夜卜様になら使われても構いません。」
夜卜「なんて、いいこなんだこのこの。」
雪音「やめろよ。雪羅がけがれるだろ。汗臭くなるし。さわるな。しかも頭」
夜卜「雪音ー。なんでそんなこと言うの~。」
明日菜「ウザい。うるさい。わめくな。」
雪羅「私は大丈夫です。雪音様。私嬉しいですよ。」
夜卜「雪羅~。」
雪音「雪羅。優しすぎ。」
雪羅「明日菜様は言い過ぎです。それと早く決めてくださいませ。別れがつらくなります。」
明日菜「雪羅。おまえしだいだ。」
雪羅「私はここで明日菜様と夜卜様と雪音様とやっていきたいです。なんでもやります。明日菜様おねがいです」
明日菜「それをずっとまっていた。わかったすぐに出しにいく。これからよろしく夜卜様。わたしと雪羅をおねがいします。」
夜卜「あっうん。てかきゅうに。」
雪羅「申し訳ありません。わたしがきゅうに言ったから。いいわすれてました。今回はわたしがきめるということを。」
こうして契約になった。
明日菜「今から契約の儀式をはじめる。きがえてくる。」