第56章 あとがき
最後までお付き合いいただき本当に有難うございました。そして、最後の最後に更新が遅くなったことは、お詫びの言葉もございません。
このラストエピソードはずっとあたためていたのですが、降って湧いたようなNBAとのコラボをどうしても絡めたくて大幅に書き換えました。
これで完結かと、ひとり感極まったことも原因のひとつです、お恥ずかしながら。
さて、黄瀬涼太だらけの短編集と言いながら、終わってみればちょっとした長編のようになってしまいました。
先に完結しております原作沿いのお話「キミが恋しくて」で作り上げた夢主と黄瀬涼太との日常をひたすら描いたこの作品。
エピソードの意図するところが分からなかったり、途中で満腹になってしまった読者さまには申し訳なく思っております。
でも、私はとても幸せでした。
生みの苦しみに時にはもがきながら、こんなにも幸せな時間を過ごせたのは、黒子のバスケという作品への愛に少しでも共感し、ページをめくってくださった方達のおかげです。
ただ、ずっと海常の卒業を目標に走ってきたので、今は正直、頭の中がまっしろです。
でも、大学生になってさらに魅力を増すであろう彼を想像し、お酒を飲んで飲まれて可愛く酔っ払って(ベッドで)暴走する彼を書いてみたいという妄想という名の愛は止まりません。
色々な未来を思い描いて、文章にしたいと思う時が来たらまた帰ってくるかもしれません。
その時はまたよろしくお願い致します。
ページをめくって下さった方
ファンになって下さった方
拍手を送って下さった方(たくさん拍手していただいた方、本当に有難うございました!)
一日一回の貴重なピックアップを押して下さった方
しおりを挟んで下さった方
そして、感想のメッセージや貴重なレビューを書いて下さった方
すべての方に心から感謝しております。
お礼になるかどうかは分かりませんが、『おまけ』的なお話をひとつだけ書かせてもらい、ひとまずこの作品は完結とさせていただきます。
しばらくは、ずっと読みたかった作品を読ませていただいたり、もっと表現の幅を広げられるよう勉強しつつ、水面下で二作品の加筆修正などしていきたいと思っております。
たくさんの方達に言葉では伝えきれない感謝の気持ちをこめて
皆さま、アイシテル
2017.3.12
Kこ