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セレスタイトの歌声【サモンナイト2】

第4章 アマゾナイトの希望


「ギブソン先輩の召喚術に、あいつら手も足も出なかったんだぜ!」
「正直、俺らが居なくても旦那一人で追い払えたな」

フォルテが頬を掻いて苦笑する。そんな彼に、リューグが盛大に舌打ちをした。

「チッ、全員ぶっ殺してやろうと思ってたのによ」
「人の家で死人を出すのは止めてくれないかな」

ギブソンという男は、双子の赤い方の過激な言葉に呆れ顔だ。

「でも皆さん無事で本当に良かった…」

先程より顔色の良くなったアメルが心底から安堵の吐息を漏らし、お茶を煎れてきますねと言ってキッチンに消えていった。

その姿を確認したネスティは、キラリと眼鏡を光らせアレスを睨む。

「さて、まず君がどうやってこの場所に辿り着いたのか聞かせてもらおうか」

疑われていると、アレスは直感した。
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