第2章 魔法の世界へようこそ
学校の門を開くとそこは
広くて大きい学園が見える
『うわぁー!凄い綺麗……』
「だろ?ここは、結構美しい学園として有名だからな!」
『素敵……』
しばらく眺めていると
1人の女性が来た
「あら、ロノお友達?」
「はい!そうです!カルロッタ先生」
「そう、良かったわね!」
とってもふわふわしてて優しそうな先生だな……
「そう言えば、カルロッタ先生…… エリーナが迷子になってしまったようです 」
「まあ!?そうなの?」
『はい……』
「住所とか、分かる?」
『よく、覚えて居ません……でも、一つだけ分かる事があります……』
「私は、追われてるんです……助けてくれませんか?」
「えっ!?追われてるって……誰に?」
『月のマークが入ったおじさん達です……』
「まあ、そんな怖い人に!?分かったわ……!すぐに校長に相談して来ます!ロノ、少し校内を案内してあげて!」
「分かりました!じゃあ、行こうぜ エリーナ! 」
そして、私はマジカル学園の校内を探索した
そこには、不思議な女の子が噴水に居た
「あれは、生徒会長のソヨン結構物知りなんだぜ?おーい、ソヨン!」
ロノ君が手を振るとこっちを見た
「あら、ロノが女の子を連れてるなんて珍しいわね?」
「こいつは、 エリーナ!人に追われてたらしい 」
『 エリーナです、宜しくお願いします…… 』
「私はソヨン、ここのマジカル学園の生徒会長よ?宜しく」
「そう言えば、貴方の魔法は何かしら?」
『えっ、私……分からないの……』
「えっ?魔法が分からないの……嘘」
『ごめんなさい……』
「もしかして、貴方……サニーの人なんじゃない?」
「はあ!?何馬鹿な事言ってんだよ!? エリーナがサニーの人な訳無いだろ? 」
「でも、おかしいじゃない!魔法も知らないなんて!」
「確かに一理あるけど、絶対違う!」
『あの……サニーって……』
「サニー、つまり人間って事よ……私達ムーン人はサニーの肉とかを食べたりして生活してるのよ?」
えっ……てことは……まさか