第6章 計画
次の日、私達は明日の材料を買うために来た
この事は、先生にも内緒
勿論、サニーとムーンの人々にも
私達は壮大な事をするのだから
「これが、例の宝石か……」
サク君が言った
「この、宝石は結構深い所にハマっていてそう簡単には取れそうに無いぞ?」
「じゃあ、どうするんだ?」
「明日の17時までに、持っていくには朝の2時には準備に取り掛からないとダメだな」
「そうだな……」
「起きれそうか?」
「大丈夫だ、それにここのリーダーでもある俺がくたばっちゃダメだろ?」
「サク……無理するな?」
「チビに言われたくないですー」
「なっ!ちびとか言うな!サクの方が少し年齢が早いだけの問題なのだ!」
「アハハ……悪かったって、本当にすげーよ……10歳で魔法使いなんてさ」
「だろー?もっと褒めるのだ!」
「褒めるとすぐ、調子に乗るからやめるw」
「ちえー……」
ムーン組は
宝石をどう取るかで話していた
「んで、ソヨン?サニーの奴らをどう引き連れる?」
「勿論飛ぶのよ?その方が早くない?」
「でもさ~撃たれる可能性はゼロではないんでしょ?」
「まあね……」
「怖い?」
「いいえ、そんなに怖く無いわ……だってお父さんの敵が取れるならね……」
「そうだね……」
サニー組は
どう、引き寄せるかで話し合っていた
確かに二人はムーンの人々だから
殺されてもおかしく無い……
それをかえりみず行うのだ
それを思うと申し訳なくなる
一方、私達は宝石を持ってきてくれたら
どうするか、内容とかを考えていた
そして、宝石の事も調べた
「これが、宝石の力って事だな?」
『そういう事になるね……』
「うーん……エリーナってさー魔法を大分使いこなしてるっけ?」
『まあ、大体……』
「じゃあ、これはどうだ?」
私は、ロノ君の言った事に賛成だった
『出来るか分からないけどやってみるね?』
「おう!出来ると信じてだな」
『うん……』
相変わらず、準備は続く