たたらシンフォニックオーケストラ~刀剣男士のための
第3章 刀剣男士達の酔奏楽
「はぁはぁ、、、骨喰、、」
両者の荒い息遣いだけが聞こえる部屋の中、自分よりも息が上がっている骨喰を労るように声をかける。
「大丈夫だ、、、兄弟は心配し過ぎだ。俺は壊れ物では無い。」
そう不機嫌そうに骨喰は答えるが、情事の度に、無体を働かせているのでこちらとしてはとても心配になった。
何しろ最近、短刀巨大化騒ぎなどで忙しく、全くご無沙汰であったのに、これほど激しく交わったからにはいつもよりもっと心配になった。
これ以上負担を増やさない為にも、一応骨喰から抜いておこう、そう思った瞬間
「、、つっ!イタ!」
自分の腰に衝撃が入った。恐る恐る後ろを見ればそこには骨喰の白く細い足が自分を押さえている状態であった。