たたらシンフォニックオーケストラ~刀剣男士のための
第1章 序章
「あの城護先生、一ついいですか?」
「んん、いいよどうした」
短い談笑をした後、不思議に思っていることを聞いた
「何で僕を選んだんですか」
すると城護先生はきっぱりと言われた
「一番やる気が有りそうだったからかな、いい顔してたよ」
どうやら、面接を見られていたらしい、顔が少し赤くなる
その一方城護先生は何も言わず、笑顔で天守閣から松江の町を見ていた
「城護、先生?」
すると、城護先生は誰に言うでもなく語り始めた
「鞍馬君、僕が審神者になった時ある指令を受けたんだ、内容は『刀剣男士をもっと身近な存在にするために楽団を創立しろ』ってね」
「刀剣男士で楽団をですか」
多分、警察音楽隊や陸上自衛隊の音楽部隊のような物なのだろう