• テキストサイズ

たたらシンフォニックオーケストラ~刀剣男士のための

第3章 刀剣男士達の酔奏楽





「、、、ハッ、、今何時だ?」
急に目が覚め、起き上がる。どうやら宴を抜けて自室に帰ると、すぐ眠ったらしい

時刻は草木も眠るような時間だ、起きるにはまだ早すぎる時間だ。しかしもう一眠りする前にトイレへとよることにし、衣服を整える

襖を開けると同時に入り込む冷気に思わず体が震える、雪の多い島根の出身だがどうにも寒さだけは苦手だった。

明かりが消え、誰の存在も感じない静かな廊下を足音をたてないように抜き足で進んでいく。すると目の前の闇の中に明かりの灯る部屋があった

(確か、、この部屋って小夜さん達が使ってる部屋の筈だけど、どうしたんだろう?)

そっと耳を澄まば、かすかながら話し声が聞こえた。
/ 264ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp