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たたらシンフォニックオーケストラ~刀剣男士のための

第3章 刀剣男士達の酔奏楽


「、、、!?」

全員が身構えた、もしかしたら出てくるのは荒神化した短刀達かもしれない

そんな悪い予感が胸中を蝕んでいく感覚に襲われている最中、岩融が驚きの声を上げた

「お、お前は、、、、、今剣なのか?」
その言葉を聞き襖の先を凝視するとそこには、確かに今剣がいた

しかしその姿は短刀とは思えぬ程の大きさだ

何も言わぬ今剣に岩融が声をかけようとした瞬間

「うぅ、、、っ い、いわとおしぃぃぃ」

両目に涙を浮かべながら今剣(デカイ)はいつものように岩融の胸へと飛び込んだ
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