たたらシンフォニックオーケストラ~刀剣男士のための
第3章 刀剣男士達の酔奏楽
二人の刀剣男士にひきずられ、着いた所は酒宴の準備真っ只中の大広間だった
一歩足を踏み入れるとその広さに驚いた
(うわぁ、今まで住んでたマンションよりこっちの方が広いじゃん)
それと同時に少し嫉妬もしてしまった、でも大勢で暮らすならこのぐらいの広さが必要なのだろう
自分のマンションの狭さに思わずため息が出たその瞬間
「おいおいこれからあんたの歓迎会なのにため息は見過ごせないなぁ」
「、、、、後ろから急に声かけられたから物凄いビックリした」
本音を告げると声の主、トランペットファーストの鶴丸国永は嬉しそうに口角を上げた