たたらシンフォニックオーケストラ~刀剣男士のための
第1章 序章
ぼーっとする頭を必死に動かして紙をもう一度見直す
しかしそこには変わらず不合格の文字と無機質な文字だけが書かれていた
「やっぱり俺じゃあ頼り無いよな」
自嘲気味に呟きながら、ササッと不合格通知に目を通していくと一点に目が止まった
『今回、教員としての採用は見送らせて頂ますが、審査の結果 審神者として採用が決定しました、おめでと、、』
「おめでたくねぇー」
思わずつっこんでしまった、まさか教員採用試験は落ちて、審神者試験に受かっていたとは
「なぜ審神者?、っていつ調査したんだろう」
さまざまな疑問はあったが、詳しく知るためもう一通の封筒を開封した