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たたらシンフォニックオーケストラ~刀剣男士のための

第7章 大いなる約束の大地チンギスハーン


曲目の紙から驚きで全員の目線が上がると同時に城護先生はわざとらしい咳をした。

「うん、お前らの言いたい事はよーく分かる。けどなぁ政府から指定された曲数はこれでぎりぎりなんだ。」

「だけど、この演奏会で一定の評価が取れなかったら俺たちはおしまいだ。つまり…」

「やるしかねぇってことじゃねぇか。」

鶴丸が一人でに呟く。まさにその通りだ。

しかし、とそれでも自分は思ってしまう。

特にパガパーニはかなりのレベルの難曲だ。本番までに完成するかどうかも分からない。
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