たたらシンフォニックオーケストラ~刀剣男士のための
第7章 大いなる約束の大地チンギスハーン
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「おぉ、昨日は久しぶり遅かったのにすまんねぇ。」
「あ…いえ大丈夫です。」
「いゃぁ、実は昨日は刑事さんと記憶が無くなるまで飲んでまして」とはもちろん言えなかった。
ゴツい刀剣男士たちの背を通り、自らに用意された席に座ると同時に城護先生が手を叩き、全員の意識を自分へと向かせた。
ゴホンと芝居がかった咳を一つしてから先生の話は始まった。
「みんなおはよう!今日は朝メシの前に大事な話があるから聞いてくれるか」
「「はい!!」」
「えーっとな、前々から言ってた俺らのお披露目演奏会のことなんだけどな。」
お披露目演奏会? 全員が一瞬首を傾げたようになるが誰からともなく「あれのことか」と思い出したようになった。
「それの曲目を考えたから、今から発表するぞ!!」