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たたらシンフォニックオーケストラ~刀剣男士のための

第2章 「センチュリア」


少しトラブルはあったが何とか解決できたので改めて指揮棒を構える
(楽器始めてまだ三ヶ月くらいの人が多いらしいけど、なるべくいいサウンドで!)と心中で祈った
「じゃあいきますよ  一、二、三、四」
カウントが終わると同時にスネアドラムの刻みとコントラバスの音が鳴った
(あぁ良かった、これで音出なかったりしたらもうおしまいだったよ)
そんな思いもつかの間に進んで行くほどに、この楽団の欠点が露になった
違う音が出る者、息が続かない者、欠点は様々だった
そのためか最後のフルートが終わった瞬間には全員からため息が自然と出た
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