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たたらシンフォニックオーケストラ~刀剣男士のための

第5章 「白雪姫より口笛吹いて働こう」初演奏と遡の始動


部隊長の指示を受け全員が廃墟に忍び足で駆け寄ろうとしたその時!

「あーぁ、一難去ってまた一難かぁ」

翁の面を被った全身黒の人間が出てきた。肩には誰か人を抱えている。

急に出てきた男を観察する。背丈は俺と同じくらい、武器は太刀と短刀。あとは銃か?)

見れば見るほど怪しい男に言わずとも全員が抜刀していた。もちろん自分も。

「てめぇ、動くんじゃねぇ。大人しく降参しやがれ!」

脅しをかけるが男は平然としている。さっきまでの雑兵とは格が違うのは一目瞭然だった

「君たち、僕は今忙しいんだよ。後にしてくれる?」

ボイスチェンジャーとかいう、未来の道具で声を変えているのか無機質な機械声が耳に届いた。
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