第5章 「白雪姫より口笛吹いて働こう」初演奏と遡の始動

地獄のクラリネットパートが終わる。そして次のサックスパートに進むと刀剣達から「おぉ！？」唸る者たち現れた。

何をそんなに驚いているのかは分からなかったがこの部分の格好いいことだけは理解していた。

なぜなら、サックスパートからのアレンジは今までそ180度違う、ジャズアレンジだったからだ。

もちろんこれにはサックスパート(特に格好いいこと大好きの燭台切さん)歓喜していた。

そこへジャズの雰囲気を壊さないように、コントラバス、トランペット、トロンボーンが入っていきようやく楽器紹介は終わるが、これで曲が終わりな訳ではない。

再びパーカッションアンサンブルの間奏が入ると「THA BAND」言葉通りに全員集合で最後までを突っ走る。そうしてようやくこの曲は終わる。

久しぶりに聞いたが、本当に完成するのかどうか、鞍馬丞は本当に心配になってきた。