たたらシンフォニックオーケストラ~刀剣男士のための
第2章 「センチュリア」
「そうだね、厳密に言うと短刀であって短刀じゃない」
「へぇ?」
全く意味が分からなかったが詳しくは後で教えるとらしいので言われるがままに本丸内部へと入った
本丸へ一歩足を踏み入れた瞬間、懐かしい音が聞こえた
「チューニング、、、してますね」
吹奏楽でのチューニングの音 「ベー」が本丸内に響く
だがその音ははっきり言って
『ヘタ』
まだ楽器を持って二、三ヶ月と聞いていたので不思議には思わないが、まだヘタである
「ヘタだろう、だけど最初は皆こんなもんさ、ここから上げていくのが私らの采配にかかってる、だから今日から力を貸してね」
あの天下の城護先生に頼られた感じがして、大きく「はい!!」と返事をした