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声優ですが何か?

第6章 愛?愛、愛…


「いいけど…一つ聞きたいことがある。」

母は何?と顔を傾けた。

「私をモデルや声優をさせるのはお母さんがお金を稼ぐために使っているの?

…正直に答えて。」


「違うわ!」

母は立ち上がりテーブルを叩いた。だが、周りのざわめきによって我にかえって椅子に座った。


「私は遥の才能を伸ばしたかった。ただ…それだけ…



もし、嫌なら無理はしなくていい」


母の顔つきから嘘はないように思えた。


「いいよ。モデルやる。」
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