第3章 学校
あーだるい…今日は学校があるんだ。
私は電車に揺られている。
残念なことに座席は満席。
だから、私はドアの前に立っている。
イベントの次の日が学校って苦痛だ。
_ガタン
私は電車の揺れでずれた眼鏡をかけなおす。
眼鏡をかけているのは目立たないため。
私は鞄に目をやる。
4枚の色紙が入っているからだ。
タツさん、マモさん、神谷さん、小野さんに渡す色紙。
うまく書いたつもりだけど…大丈夫かな。
私はそんなことを思いながら電車に揺られていると、後ろに30代ぐらいの男が立っていることに気が付いた。
私は、場所を変えようと思ったが混雑していて身動きがとれない。
_サワッ
男が私の太ももを触ってきた。
痴漢…だ。助けて…
怖いよ…