第2章 イベント

イベントは握手会&サイン会にまで来ていた。

次々とファンが歩いてくる。

私は握手をして、サインを書いていた色紙にお客さんの名前を書く。






そして…神谷さんが手を伸ばしてきた。

私は握手をする。

「神谷さん、来てくださってたんですね？」

私は周りのお客さんにバレないように言った。

「いやぁ…凄かった…ライブ！
色紙はこんどくれる？

達央とマモちゃんと小野くんと俺に」


私は頷いた。



神谷さんは誰にも気づかれず、会場を出て行った。


今日は楽しかった！

明日から学校なのが…ちょっとな。