• テキストサイズ

【ハイキュー】その日まで(poco a poco3)

第8章 素直、ときどき



「結局、立花帰ったのか?」

「うん。さっき家着いたってメールきてた。」

昼休み、弁当を食べながら澤村と菅原は会話をする。

「かなり具合悪そうだったけど、大丈夫か?」

「体調もだけど、メンタルの方が心配かな……。」

菅原が自分の弁当をつつきながらつぶやく。

「どういう意味?」

「あいつ、中三のこの時期にも体調崩して受験とか大変だったからさ。
ちょっとその時のこと思い出して弱気になってるっぽい。」

「マジか。それは心配だな。」

「大丈夫だよ。」

菅原はニヤリと笑ってみせた。

「今回は俺がついてるからね。ちゃんと無理しないように見張るし。すぐ弱気になるみーの性格もよくわかってるから支えてみせるよ。」

「頼もしい幼馴染兼彼氏だな。」

ごちそうさま、と澤村は声を漏らした。
/ 101ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp