• テキストサイズ

【ハイキュー】その日まで(poco a poco3)

第5章 まわりみちの行方(前編)


「じゃあ、立花先輩はここから一人でうろうろしてみてください。
俺たちは後ろからこっそりついて行きますから。念のため、あんまり暗い道には行かないでください。見失うとまずいんで。」

「わかった。スマホ持って歩くから、何かあったらLINEして。」

「本当に大丈夫ですか?
もし立花先輩が怪我でもしたら……。」

相変わらず日向だけは心配そうな表情を浮かべる。

「大丈夫。この盗撮犯は暴力振るったり危害を加えたことはないみたいだし。
大声出せば逃げてくっていう話だし。」

立花はそう言って笑って見せる。

「もし何かあっても俺たち三人で犯人捕まえればいいだけのことだ!」

田中は気合十分といった表情で腕を回す。

「じゃあ、行くね。」

立花は3人から離れて歩き始めた。
/ 101ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp