第2章 二章 雅の過去
恐ろしい不幸。
それは、15の時だった。
私の親友、舞花(まいか)がやったことだった。
舞花が私の為に作ってくれたご飯が原因だった。
その日はお泊り会という約束をしてて、
私にご飯を作ってくれた。
それが嬉しかった私はすぐに食べた。
その時、舞花が笑っていた事も知らずに。
食べ終わって5分後ぐらいに何故か眠くなってきた。
そう、睡眠薬が入っていた。
そして家から逃げてく舞花を見て
私はその時、恐ろしいものを目にした。
家に火をつけて笑う舞花の姿だった。
そして、家はなくなり私は出ていった。