• テキストサイズ

愛のNight raid

第5章 花売り【ドルイアド】


午後四時、茜がさし始める頃、彼等はやってくる。
鳥籠と隣り合った市街の境目。

近くに設置された窓口に今日も書類を提出する。
そして、決められた街の一角に四人は立つ。

「おはようございます。皆様」
濃紺のダブルボタンのジャケットのアンサンブル姿のルチアは小さな体を張り声を出す。

彼等の業界ではこの時間はまだ朝だ。
/ 178ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp