第7章 船出 の日
ルフィとの再会は想像以上に激しかった…
会ったとたんに飛び付かれ、腕をぐるぐる巻かれて窒息しそうになった
そのあとも、ダダン達と話してるのに私にくっついて離れない
「ルフィ~ゴメンね~?寂しかった?」
かわいい弟の頭を撫でる
「姉ちゃん……、次はいつ出るんだ!?」
エース追うんだろ?…と私を見上げてきた
さすがは野生児…鋭いわ…
「そうね…明日の朝に出航しようと思うの」
約束通り海に出る前に戻って来ただけ、ここに長居をするつもりは無い…
私との時間が少ないと感じ取ったルフィ、だから年甲斐もなくあんなにも甘えてきたのだった