第10章 初めての……
その場にいた全員が頭に?マークを浮かべている
「どういう事だよ、イゾウ!! 俺がイリスの事、解ってないって?」
エースは、会ったことも無いのにあいつの何が解るんだよ!!と吐き捨てる
「ああ、解っちゃいないね…ガキの頃から一緒にいたくせに、いや…いたからこそ解らないのか…」
意味深なイゾウの言葉に、イラッとしたエースは、どういう事だと、鼻同士が触れそうなほど詰め寄る
しかしイゾウは平然として
「まあ、簡単に言うとその娘は、泣き虫で強がりで、お前が大好きってことだ」
「ッ!………★@*&☆%?」
目の前にあったエースの顔が、また真っ赤になった