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NARUTO:愛する人へ(イタチ寄)

第2章 小さいころの記憶




俺は兄さんがかまってくれず、むきになって修行をしていた













--------------あはは


そうなんだね、私と同じ年なんだ・・・イタチ君っていうのね!

そうなんだ、美鈴は笑うともっときれいになるね

へ!?・・・イタチ君は褒めるの上手だね。

ウソをつくのはうまくないんだオレは・・・





イタチは美鈴と呼んでいて
二人は楽しそうに笑っていた




「にいさーーーーん!オレはもう帰るからな!」

俺は怒って、兄さんに近づいた

「おい・・・すまないサスケ。よし、修行しような」
「オレのことなんて後回しとかなんだよ。兄さんのバーカ」




ふふ


笑う美鈴という女



「お兄ちゃんのこと大好きなんだね。


サスケ君っていうのかな?
私美鈴っていうの、私がお兄ちゃんとの
時間邪魔しちゃったんだね。ごめんね。」

としゃがみオレの気持ちを悟ったかのように
あたまをなでられた






気持ちいい
心があったかい
そんな気がしたんだ
母になでてもらう感じとは違った





「イタチ君、あたしもう行くね。
見張りの人にまたいじめられちゃうから。
サスケ君修行がんばってね!またいつか会えたらね」



「美鈴お姉ちゃん!!!!いかないで!もっとなでて」


オレは気付いたら消えてしまいそうな
彼女を追いかけ腰に手をまわして引き留めていた。

「・・・あらら、甘えん坊なんだねサスケ君は。いいよ、もっとなでてあげるね。



でもね、私も行かなくっちゃ。ありがとう」


なでられた頭にはあったかいぬくもりが残る





「また、逢えたら・・・」

そういって駆け出す美鈴姉ちゃん









彼女の目からはかすかに涙がながれていた




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