第5章 愛
「最近、彼の姿をみていない・・・。イタチは抜け忍になって、サスケ君は平気なのかな・・・」
ふと気付く美鈴。
----------------コンコン
「美鈴いるか?」
「はい!イタチ?」
声と気配で分かる、美鈴はドアをあけて招く
「久しぶりだね。」
「あぁ・・・ゴホンゴッ」
「だ大丈夫?」とイタチに触れた瞬間みえた
ここまでくるのに
何度喀血しているの
あなたはこれからサスケ君に殺されにいくの?
「・・・イタチ」
「なんだ・・・、わかったか?
すまない。オレはきっともう長くないと思う。
お前といれるのもこれで・・・」
「イタチ・・・体、目を使いすぎだわ・・・あなた。
サスケ君にもそんなことして・・・」
「大丈夫だ。サスケはオレを憎み、深い恨みのなかオレを殺しにくる。それは オレ自身がのぞんでいることだ。
あとは、あいつの大切な友人にもたのんでいる。頼りになるやつがいて・・・」
この兄弟は時代が違ければきすれ違いも恨みあいもなく
幸せに・・・
「イタチはサスケくんが大好きなのね。いつも楽しそうにはなすんですもの。成長をみる親みたいな。」
「そうかもな。俺にとってかけがえのない家族だから
あとな・・・お前に頼みたいことがあるんだ。」
「なに?私にできることかな・・・」
そう美鈴が聞くと、少しずつ近づき耳元で
-----------------美鈴、お前がほしい
彼はまんとを脱ぎ
美鈴の膝に腕を入れ抱きかかえたまま、ベッドに連れて行った。
彼には時間が迫っている
そう感じれる程の焦り。
イタチが焦るなんて・・・