第5章 愛
あの日から私たちは恋人になった
きっとこれ以上の関係にはならないだろうとはおもっているけど
それだけで十分だった。
私はイタチのおかげで孤立した生活から抜け出せて
今はひとりじゃない。イタチもいるし、この村の人たちが助けてくれる。
イタチは抜け忍になった
自分を犠牲にして弟を守った
彼は今暁といったグループにいるらしい
もともと忍びを持つ國の生まれではないため詳しいことは
ほとんどわからないけど
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あれから時々あいに来てくれるイタチ
黒いマントに赤い雲模様。
木の葉の額宛に線が入っており、木の葉を捨てたと記されている。
「あ、イタチさん・・・これからたくさん刈れますかねぇ。腕がうずうずしちゃってしょうがないんです」
「オレたちの目的はなんだ・・・無理に力を使おうとするな。派手になりすぎる」
「はいはい。それでさっきからきになってたんですけど、イタチさん最近女の人の匂いがするんですよ。」
「・・・それがどうした。」
「このイタチさんに・・・いや;;なんにもありません。(下手に突っ込むと目で殺されそうだ。色んな意味で)」
「それじゃいくか。」
「はい。」
パートナーと共に過ごすイタチ。
もうすぐ近くまできている
ある戦いに向けて
ゴホンゴホン・・・ゲホ
手のひらには血のしずく
そろそろかな