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NARUTO:愛する人へ(イタチ寄)

第5章 愛




あの日はいつだったか、
彼が血まみれで来た日があったの






「・・・・ど、どうしたの?!イタチ!」





彼に駆け寄ると
彼が目にした世界が私には鮮明につたわった




・・・イヤ!!!イタチ!!!

どうして・・・どうして?!


「イタチ!?どうしてあなた・・・
それは任務だったの・・・うちは一族を終わらすために・・ね、イタチ」



立ち尽くす彼に近寄り、彼の手を握った
このイタチが返り血も落とさず、手の汚れまでそのままで・・・


「・・・・」



無言で立ち尽くすイタチ
目には涙を流した後もあった






苦しい




彼はそうやって訴えるように


そうだよね。イタチは両親にも弟にもあんなに
愛されて
信じられていて
きっと裏切らなくちゃいけないことも
わかってて悩んでこうなったんだよね。
深い因縁の犠牲に・・・



「サスケくん・・・は?」


「サスケはいきている。

オレはあいつにうちはを守ってもらいたい、
そして木の葉も・・・

オレがあいつに憎まれ、殺されれば
あいつは地位もそのままでいられる。

オレはサスケが生きれるように・・・」






美鈴はイタチを抱きしめた。恥ずかしさはきえていた 




?!イタチは正気にもどった
彼はここに自分が向かってきたことも覚えておらず
驚いていた。




「美鈴・・・」


「イタチ!!!!私は何があってもあなたの味方。苦しいこともすべて私が一緒に抱える!」


「オレは美鈴に迷惑は・・・」




「迷惑なんかじゃない・・・



私は知ってしまったのイタチのおかげで、愛することを。






私はイタチを愛しているの!」



強く抱きしめる美鈴。





気付くと返り血も気にせず、美鈴とイタチは
お互いに唇を求めあっていた。


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