第4章 木漏れ日
「お前を暗殺する任務の依頼があった」
彼の口から美鈴につげられた
暗殺
殺されるの
イタチくんに・・・
美鈴は唖然とするが、なぜか自分の両親はきっと
私に直接手を下さず誰かに依頼することも予想はできたはず
でもそれがイタチ君にまわってくるとは思っていなかった
でも
「いいよ。私をころして。イタチ君になら殺されてもいい。」
そう美鈴はつぶやいた
「・・・お前!!!!オレは…オレは」
「イタチ君はやさしいね。
暗殺っていわれているのに、律儀に言いにきてくれたりして。きっと、お仕事で私のことも知ったでしょ?
この人間としても扱われなくって、國からも親からも追い出されて・・・今まで悔やんできたこの力も少し役に立てたみたいだし・・やり残してることはないの」
イタチの止めに入る言葉もさえぎる美鈴の言葉は
強さをましていた
「私は・・・」
そうやって続けようとした美鈴だが
気付くとイタチの腕のなかにつれていかれた